頭皮の臭い、口臭、脇の臭い、性器の臭い、足の臭いなど、気になる部位の体臭について

満員電車やエレベーター、オフィスや学校など、密閉された空間に入った時にどうしても気になるのが自分の体臭です。
自分の体から出る臭いは、慣れなどもありますので、自分自身ではなかなか気が付きにくいものですが、他人からも気を使われる場合が多いため、指摘や注意などもされにくいのが通常です。
そのため、自分の体臭が気になったり悩み始めると、職場や学校、友人同士や恋愛関係などで、考え方や行動がどうしても積極的になれなくなってしまう場合があります。

口臭

口臭は、口の中にいる細菌が、口の中に残った食べカスや、口や舌から剥がれた古い細胞などを分解する時に、揮発性の悪臭成分（ガス）を発生させる事が、最も多い原因です。

特に口臭の6割以上は、舌苔（ぜったい）という舌の汚れが原因だと言われています。

また、虫歯や歯周病など、口腔内の疾患が原因で口臭が発生する場合もあります。

ニンニクやニラなどの臭いの強い食べ物や、肉や卵などの動物性たんぱく質を多く含む食べ物などは、たとえ食後に歯や舌をきちんと磨いても、胃腸から呼気として不快な口臭が発生する場合があります。

逆に、空腹になる事も、唾液や胃酸が多く分泌するため、胃腸から呼気として口臭が発生するようになります。

特に寝起きの歯磨き前は、口腔内の唾液が極端に少ない状態になっていますので、口の中の細菌が通常の30倍に増えているため、一番口臭が強く生じる時だと言われています。

また、口呼吸などでも唾液が少なくなりますので、口臭が強くなる原因になります。