頭皮の臭い、口臭、脇の臭い、性器の臭い、足の臭いなど、気になる部位の体臭について


満員電車やエレベーター、オフィスや学校など、密閉された空間に入った時にどうしても気になるのが自分の体臭です。
自分の体から出る臭いは、慣れなどもありますので、自分自身ではなかなか気が付きにくいものですが、他人からも気を使われる場合が多いため、指摘や注意などもされにくいのが通常です。
そのため、自分の体臭が気になったり悩み始めると、職場や学校、友人同士や恋愛関係などで、考え方や行動がどうしても積極的になれなくなってしまう場合があります。






女性のための体臭ケア

足の臭い

 

足の臭いは、足の裏から出る汗と細菌が関係しています。

 

人間の足の裏には、足の甲の3倍、背中や胸の5~10倍もの汗腺が密集していますので、たえず汗を分泌しています。

 

そのため、蒸し暑い夏場になると汗を掻きやすくなりますが、冬場であっても靴下や靴に覆われていますので、年中汗を掻きやすい部分だと言えます。

 

足の裏は、1日でコップ約1杯分の汗を掻くと言われており、汗を掻いたままでいると、すぐに雑菌が繁殖して、悪臭成分を発生させるようになります。

 

特に足の裏は、新陳代謝や摩擦などで古い角質が剥がれ落ちやすいため、大量のアカを栄養源にして、コリネバクテリウムや表皮ブドウ球菌などの細菌が繁殖しやすい部位です。

 

これらの細菌が汗の汚れやアカを分解すると、足の裏独特の臭いを発生させるようになります。

 

また、靴下や靴に雑菌が繁殖しており、そこから悪臭が発生している場合もありますので、日中でも汗を掻いた時には、こまめに靴下を履き替える事が大切です。

 

毎日同じ靴を履いている場合にも、靴が湿気たままになり、細菌が繁殖し続けるため、1~2日は休まるようにして、3足程をローテーションして履くようにした方が、靴の雑菌が繁殖しにくくなります。

 

そして、靴に新聞紙を詰めたり、シューキーパーを使用する事も、除湿剤の代わりになりますので、靴の中の雑菌を繁殖しにくくする事ができます。



体臭の悩みは、対人コミュニケーションにも影響を与えてしまうため、周囲の人間との距離を取るようになったり、積極性が失われてしまう場合があります。
そのため、体臭の悩みは、きちんとその原因を把握して、過度なストレスや緊張を和らげる事が大切になります。